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第3回オンライン講演会のお知らせ

スマート・テロワール協会主催 セミナーシリーズ『目指そう! 我が町をスマート・テロワールに』「豪雪も過疎も吹っ飛ばせ! 山里のテロワール×地元女性が育む、ここにしかない商品と暮らし」3月3日(水)19~21時開催※ その時間にご予定のある方も、お申込みいただければ、YouTubeで録画データをご視聴になれます。

一般社団法人スマート・テロワール協会では、12月より連続オンライン講演&対談シリーズ『目指そう! 我が町をスマート・テロワールに』を開催しております。

上記はその第三回です。今後も毎月ゾロメの日(12/122/23/34/4…)の夜に開催予定です。

 

今回は、深い雪に埋まっている奥羽山脈の奥、岩手県西和賀町から、「激レアな国産蕨粉(わらびの根を精製したでんぶん)と、笑顔溢れる酪農女子」の物語をお届けします。

農業にご関心の方。お菓子やハムが好きな方。そして地域づくりにご関係のすべての皆さま。ぜひぜひご視聴ください!

 

ご参加には、このアドレスに空メールを送信ください■

st33@nagai-inc.online

■折り返し、案内メールが届きます■

 

☆ 純国産のわらび粉で作った本当のわらび餅が食べたい!

 

わらび餅っておいしいですよね。でもわらび餅に使うわらび粉って、どこで作っているのでしょうか? 実は多くがわらびではなくて芋などのでんぷんを使っています。

本当にわらびから作った粉を使う場合もありますが、それもほぼ全量が中国産です。

今の日本で国産のわらび粉100%のお菓子を買いたかったら、雪深い岩手県西和賀町まで出かけなければいけません。

 

なぜそんなことになってしまっているのか。その西和賀町で、わらび栽培からわらび粉製造まで一貫生産する、日本で唯一の農業事業者「やまに農産株式会社」に、

お話をうかがえばわかります。大量のわらびからほんのわずかしか取れない粉。精製に何年もかける途方もない手間。安い輸入品しか使おうとしない大手製菓事業者。

 

でも「やまに農産」の髙橋医久子社長の情熱はゆらぎません。常務取締役で社長の夫の髙橋明さんに、じっくりとお話をうかがい、

どうしたらこの本物のわらび粉が普及していくか、皆で考えます。やまに農産の本当のわらび粉を使った商品はどこで手に入るのかも、教えてもらえますよ。

 

☆ 若い女性が酪農をするには、「農家の嫁」になるしかないの?

 

動物が好き、牛が好き、酪農をしてみたい、という若い女性はいっぱいいます。

でも酪農家って、男がやっている、あるいは夫婦でやっているというイメージですよね。

奥さんは酪農、旦那は別の仕事、っていうパターンはありえないのでしょうか?

 

同じく岩手県西和賀町に住む素敵な女性、藤田春恵さんは、大好きな牛を飼いながら、

農業以外の仕事をしている旦那さんと、かわいい子供さんといっしょに暮らしています。

牛乳を生産するだけでなく、日本では珍しい乳肉両用の牛を飼い始め、町に移住してハム作りを始めた人に、原料肉も提供しています。

 

雪に閉ざされた山奥で、農家の因習に縛られて暮らす嫁… なんていう昭和のイメージを吹っ飛ばす、

令和の山里の酪農女子の元気いっぱいの暮らしに、元気をもらいませんか?

 

☆ 過疎山村は「消滅」しない!

 

旧湯田町と旧沢内村が合併してうまれた西和賀町。昭和30~40年代には、乳児死亡率を劇的に下げた沢内の取り組みが「いのちの番人」として有名になり、

バブル期には高速道路も通って、温泉のある駅「ほっとゆだ」が話題になりましたが、その後も人口減少と高齢化が進んでいます。

造りすぎた温泉施設のリストラなど、課題も山積みです。

 

でも西和賀町には、雪深い山奥にしかないテロワールがあり、高橋さんご夫妻や藤田さんのように、それを活かせる元気印の人たちがいます。

彼らは続々と産品を開発しており、移住者も増えています。表の数字からは見えない、活力ある新しい流れを、この対談の中から掘り起こしていきますので、乞うご期待!

 

■ご参加には、このアドレスに空メールを送信ください■

st33@nagai-inc.online

■折り返し、案内メールが届きます■

 

※ 携帯会社のキャリアメールには、事務局からの返信メールが届きません!

必ず(docomoausoftbankのついていないアドレスをご使用ください。

※ フリーメール(Gmailyahooメール、等)で構いません。

 

【配信方法】

当日は、YouTubeでのご視聴、Zoomでのご視聴(チャット利用可能)、どちらでも選べます!

 

【見逃し配信】

202136日(土)にご登録アドレスへ視聴先URLをご案内予定です。以降はYouTubeでご視聴可能です。

 

【講師】

講演者              髙橋明氏(やまに農産常務)× 藤田春恵氏(酪農家)

コメンテーター 昆吉則(農業技術通信社、スマート・テロワール協会理事)

 

【ナビゲーター】

藻谷浩介氏 (地域エコノミスト、一般社団法人・スマート・テロワール協会理事)

 

【ご参加費用】

1,000円(税込)

手弁当のイベントですので、IT関連費用の一部にありがたく充てさせていただきます。

 

Zoomの操作サポート体制】

事務局の(株)NAGAIでは、Zoomの操作に不慣れな方や初めての方に対し、

テストオペレーションのサービスを実施しております。

平均して15分ほどの間に、Zoomの基本的な使い方を指導させて頂きます。

事前にテストオペレーションを実施しておくことで当日の円滑な出席が可能です。

詳しくは、空メールへの事務局からの返信をお読みください。

 

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コメント: 1
  • #1

    tsukuda 佃喜治 (土曜日, 27 3月 2021 11:25)

    当店は東京にて米穀販売会社を運営しています。藻谷先生ご友人の松野様RCでの出会いです。
    1944年生まれの高齢者ですが、長年の経験が活かすことが出来ず、今日がありますが、何か
    産地との繋がりがあるのかもしれません。現在都内に6000件在りました店舗が1000店舗に減少して
    青息吐息の状態ですが、今始める米屋のいっぴんを目指してスタート仕様として老体に鞭を打っています。米糠メーカー和歌山県築野食品工業株式会社米糠油特約店にて米屋ネットワークと昔の配達を
    目指して今スタートするところです。緊急物資のローリングストックの最高の品物を登録された
    お客様との流れを模索しています。国内の食料自給率が下がらない様にお若いお力添えを!!